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外観的特徴
雲母、長石、石英など色々な鉱物の結晶が集まって出来ているので、見た目には様々な色のつぶつぶが見える。
真っ黒な御影石(学問的には花崗岩ではないが、一般的には花崗岩と同じ扱いにしている)もよく見ると黒いつぶの集まりで出来ている。
長所
硬質で磨くとひじょうに良い艶が出る。
表面の仕上げの種類が以下のとおり豊富である。
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短所
色の種類と色の変化が大理石に比べると少ない。 |
本磨き
磨きこんで光っている。
水磨き
本磨きの少し手前の仕上げで艶消しの状態。
この仕上げを本磨きより滑らないと勘違いしている人がかなりいるようだが、 水に濡れた場合はむしろ本磨きより
滑るぐらいである。何しろ、ヨットレースでは水の抵抗を減らすために船艇の外側を細かいサンドペーパでこするそうだ。
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バーナー仕上げ |
ビシャン仕上げ |
バーナー仕上げ
バーナーであぶり表面の結晶をとばして作るので、表面が小さなでこぼこで滑りにくいため、階段などに良く使われる。
小叩き
両刃と言う道具で細かく叩くので、表面に小さなすだれの様な線が入っ
ている。
ビシャン仕上げ
ビシャンと言う道具で叩くので表面がバーナー仕上げより細かくて
深いでこぼこになる。
バーナー仕上げ以外は、どの石でもできるのだが実際には花崗岩以外ほとんど使われてない。 風化しにくいのでビルの外壁に良く使われている。耐用年数も本磨きで10年〜20年単位で艶が鈍くなる。
それ以外の仕上げなら50年〜100年単位にもなり半永久的。
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